あなたのプリウスが危ない!窃盗に驚きの大胆新手口!
プリウス窃盗に新手口 制御機器、抜き取り「積み替え」!
車を制御するコンピューターを自分が用意した別の機器にすり替えてエンジンをかけ、そのまま走り去る窃盗事件が相次いでいる。「積み替え」と呼ばれる手口で、主に被害に遭っているのはトヨタのハイブリッド車「プリウス」だ。警察は、新たな自動車盗の手口とみて警戒を強めている。
あなたのプリウスが危ない!窃盗に驚きの大胆新手口!
これは他のほとんどの車で有効な手口でプリウスだけが狙われたという話ではないような気がします。
プリウスが狙われる(狙われやすい)のは「制御方法」が理由ではなく、単に台数が多く分母の台数が多いという理由もあるかもしれません。
台数の多いプリウス。しかも静かで目立たない、大人しいクルマ。
プリウスなら少し変わった感じがしても周りの人も気に留めないので、盗難車での悪用時、印象に残らず犯行におよびやすく犯罪者の足にはちょうど良いのかもしれません。
あなたのプリウスが危ない!窃盗に驚きの大胆新手口!
和歌山県橋本市の住宅街でも昨年6月、積み替えでプリウスが盗まれた。県警が窃盗容疑で逮捕した自動車整備工場経営者(31)ら男2人は「積み替えた制御機器はインターネットで購入した」と供述。盗んだ後で取り外し、別のプリウスを盗む際に再利用したという。
トヨタのハイブリッド車「プリウス」窃盗に新たな手口。車を制御するコンピューターを自分が用意した別の機器にすり替えてエンジンをかけ、そのまま走り去る事件が相次いでいます。 https://t.co/WPvx2JgHTV pic.twitter.com/g87VesFAhL
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2017年8月1日
盗んだのが自動車整備工場経営者だというのがおどろきです。
自動車に精通した人物の犯行で、本来サービスのための知識を悪用しただけに悪質度は高いでしょう。
有効な対策なないのでしょうか?
あなたのプリウスが危ない!窃盗に驚きの大胆新手口!
ドイツ車はイモビ、エンジン、ミッション、ステアリングコラムのCUが
一致していないとエンジンが掛からない仕組みになっているそうです。
日本車の防犯対策はまだまだ甘過ぎると言えるかもしれません。
コンピューターを外す作業(設置場所カバーのネジを触る)をした時点でシステム(電気、燃料)自動ロックがかかるようにする事は容易なのではないだろうかという意見も聞かれます。
今やスマートキー読み取り、増幅での盗難も増えてきているそうです。
スマートフォンのように遠隔ロックや暗証番号、指紋認証などで使用制限に出来る現在。
もうそろそろ指紋なり網膜なりの生体認証本気で導入する必要があるかもしれません。
車盗難自体でメーカーに損失はなく、逆に車両保険などで、さらに車の販売が増えるケースが多いそうです。
販売コスト増に繋がる対策をメーカーが本気で取り組んでいるように思えないという意見もあるようです。
しっかりとした盗難防止策とこのような犯罪に対する厳罰化を望みます。